2012年5月15日火曜日

映画 『テラ戦士ΨBOY』 プールがやけに深い


※ゲスト記事


『テラ戦士ΨBOY』/1985/監督:石山昭信/日/カラー/2012.5.01記

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 はじめまして、ワイシャーと申します。今回、私がご紹介する映画は菊池桃子主演の『テラ戦士ΨBOY』です。


 数十年前、近くにあった映画館は1スクリーンしかなくチケットを買ってしまえば1日見放題でした。私は映画館で待つよう親に言われました。たぶんゆっくり買い物をしたかったんでしょうね……。そのとき上映していた映画は『テラ戦士ΨBOY』と『七福星』。この頃、ジャッキー・チェンが大人気だった時代で私もファンでした。ただ『七福星』では主役ではなかった(チョイ役)ため見ていてもつまらなかった。その反動のせいか『テラ戦士ΨBOY』のほうが記憶に残るぐらいよかったのです。





 記憶に残っているものは2つあります。


 ひとつは、モモコ(菊池桃子)率いる超能力が使える仲間6人の中にテレポーテーションが使えるトオルは、かなりの確率で目的の場所までテレポートできません。


「絶対変なところに移動するんだよ。……ほらっ、やっぱり


 役立たずのトオル。もうテレポート使うな!と文句を言ってましたが一番応援していたように思います。


 もうひとつは、終盤モモコが敵陣の部屋に入り、ボスであるゴールデン・フレイムが手にしているBOY(?)を部屋にあるちっさいプールにBOYをぽちゃん(プールの水はなにか特殊な液体だったような)。モモコはプールに飛び込みBOYを助けようとするのですが、プールがやけに深いんですね。1フレームで上から下へ潜るシーンが3,4回あったので。そしてこの後プールの水に溶けてしまったBOYはモモコの超能力を使いBOY(プールの水)はすごい勢いで部屋の天井をぶち抜けて宇宙へ帰っていくのです。水がなくなったプールの中で飛び出すBOYを見つめるモモコのシーンですが、プールが思った以上に浅かった!えぇぇぇっっっ!!??あの潜るシーンの回数はおかしくない!?見放題だったので2回目は注意しながら見たのですがやっぱり疑問が残る名シーンでした。


 最近、ネットで調べてみると間違って記憶しているところがちらほらあり、上から下へ潜るシーンではなく奥から手前へ泳ぐシーンが3,4回ありました。ただ感じ方は同じでちっさいプールでそんなに泳ぐ必要があるのか?という疑問です。プールが思った以上に浅かったのは当たってました。


 愚痴っぽくなってますが、本当によかったのです。


 モモコの仲間たちの演技がヘタでも、あらゆる行動に対してツッコミどころ満載でも、ラストのテンポの良さは好きでした。また当時の私に『SFファンタジー』という世界を体感させてくれたのがこの映画なのです。最後にこの映画の主題歌『BOYのテーマ』で締めくくろうと思います。




 ロンリ~ ロッマ~サ~ 出会いはミステリウィィ~~。


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記:ワイシャー


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